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こんにちは。南足柄市の武尾歯科です。
ふと気づくと、上下の歯を軽く合わせていたり、カチカチと動かしていたりすることはありませんか?
「歯ぎしり」や「食いしばり」が歯や顎に悪影響を与えることはよく知られていますが、実はそれほど強い力でなくても、上下の歯を接触させ続けるクセによって不調が起こることがわかってきています。
上下の歯を無意識に接触させてしまう癖を、TCH(Tooth Contacting Habit)=歯列接触癖といいます。
TCHは、スマートフォンを見ているとき、パソコン作業中、読書中、料理中など、何かに集中しているときによく見られます。
実は、歯というのは食事や会話のときにだけ接触するもので、それ以外の時間は、軽く離れているのが正常です。
たとえ強い力でなくても、歯が接触し続けているだけで、歯や顎、筋肉に負担がかかり、不快な症状につながることがあります。
TCHがある方は、以下の方法をぜひ試してみてください。
① 「歯を離す」ことを意識する
気がついたときに上下の歯を軽く離すようにしましょう。
② 「歯を合わせない」と書いたメモを目につく場所に貼る
PCモニターや冷蔵庫など、よく目にする場所にリマインダーを設置するのも効果的です。
このような小さな心がけを続けるだけで、自然とTCHの頻度が減っていきます。
完全にクセが抜けるまでには2~3ヶ月かかることもありますが、続けることで必ず改善が見えてきます。
「歯に違和感がある」「口が開けにくい」「なんとなく顎が疲れる」といった症状がある方は、TCHが原因かもしれません。
気になる方は、どうぞお気軽に武尾歯科までご相談ください。