親知らずは放っておいても大丈夫?抜歯をオススメする6つの基準

新年、明けましておめでとうございます。武尾歯科です。 皆様、健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。

「心機一転、今年は健康に気を配りたい」と考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。お口の健康もその一つですね。

新年最初のブログでは、よくご相談をいただく「親知らず」についてお話しします。「生えてきたけれど、これって抜かないといけないの?」という疑問に対し、当院が大切にしている判断基準をご紹介いたします。

目次

親知らずを抜歯する6つの基準

親知らず=抜歯というイメージがあるかもしれませんが、実は必ずしもすべてを抜く必要はありません。 しかし、以下のようなケースでは、将来のお口のトラブルを防ぐために早めの対処をおすすめしています。

親知らずの生え方のイラスト

1. まっすぐ正常に生えていない場合

親知らずが斜めや横向きになっていて、最後まで正しく生え切らないケースです。隙間に汚れが溜まりやすく、手前の歯まで虫歯にしてしまうリスクがあります。

2. すでに虫歯や歯周病になっている場合

一番奥にある親知らずは治療が難しく、再発もしやすい場所です。すでに大きな虫歯や歯周病が進んでいる場合は、根本的な解決として抜歯を検討します。

3. 頬(ほほ)や歯ぐきを傷つけている場合

向きが悪く、噛むたびに頬の粘膜を傷つけて痛みが出ている場合や、噛み合う相手の歯がないために反対側の歯ぐきを直接噛んでしまっている場合です。

4. 歯並びを乱す原因になっている場合

親知らずが手前の歯を強い力で押し、全体の歯並びを少しずつ崩してしまうことがあります。将来の噛み合わせを守るために抜歯をご提案することがあります。

5. 顎関節症(がくんせつしょう)の原因になっている場合

噛み合わせのズレを引き起こし、顎の関節に負担をかけているケースです。「口が開きにくい」「顎が鳴る」といった症状がある方は注意が必要です。

6. 「嚢胞(のうほう)」ができている場合

レントゲンで発見されることが多いですが、埋まっている親知らずの周りに袋状の影(嚢胞)ができることがあります。放置すると周囲の骨に影響を及ぼす恐れがあるため、処置が推奨されます。

健康な親知らずは「大切に残す」

上記の基準に当てはまらず、まっすぐ生えて機能している健康な親知らずであれば、無理に抜く必要はありません。

ただし、非常に磨きにくい場所であることは変わりません。2026年は、例年以上に丁寧なセルフケアと、歯科医院での定期的なプロケアを組み合わせて、健康な状態を維持していきましょう。

本年もよろしくお願い申し上げます

親知らずの状態は一人ひとり異なります。「自分の場合はどうかな?」と気になったら、ぜひ初詣の帰りや仕事始めのタイミングでお気軽にご相談ください。

本年も、地域の皆様のお口の健康を全力でサポートしてまいります。 2026年が皆様にとって素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

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