一般歯科・小児歯科・矯正歯科・歯科口腔外科
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こんにちは。武尾歯科医院の武尾です。今日は、歯を失ってしまった際の対処法について、当院に来院される患者様からよくいただくご質問をもとにお話ししたいと思います。
放置は危険です!実は歯の喪失、想像以上に深刻な問題を引き起こします。当院でよく遭遇するのが、「反対側で噛めるから大丈夫」とおっしゃる患者様のケース。しかし、これは大変危険な考えなのです。
放置してしまうと、残された歯が少しずつ位置を変えていき、噛み合わせが崩れていきますその結果、他の健康な歯に過度な負担がかかり、新たな歯の損失を招くという悪循環に陥ってしまいます。さらに、歯列が変化してしまうと、後から治療を行う際の選択肢が限られてしまうことも。
では、歯を失ってしまった場合、どのような治療法があるのでしょうか。当院では患者様の状態や生活スタイルに合わせて、以下の治療法をご提案しています。
まずブリッジ治療。これは両隣の歯を利用して人工歯を固定する方法で、比較的短期間で治療が完了します。次に入れ歯による治療。取り外しが可能で調整がしやすく、経済的な選択肢です。そして最後にインプラント治療。人工歯根を顎の骨に埋入する方法で、天然歯に最も近い使用感が特徴です。
実は歯には、私たちが想像する以上に重要な役割があります。もちろん食事の際の咀嚼が主な役割ですが、それ以外にも実に様々な機能を担っています。適切な咀嚼は唾液の分泌を促し、消化を助けるだけでなく、顔の筋肉を活性化させて若々しさを保つ効果もあります。また、しっかりと噛むことは脳を刺激し、認知機能の維持にも役立つことが研究で分かってきています。
さらに、歯は私たちの表情づくりや発音にも重要な役割を果たしています。歯並びの乱れは、見た目の問題だけでなく、発音の明瞭さにも影響を与える可能性があるのです。
歯の喪失を放置することは、想像以上のリスクがあります。しかし、適切な時期に適切な治療を受ければ、健康的な生活を取り戻すことが可能です。
歯のことで気になることがありましたら、お気軽に当院にご相談ください。患者様お一人お一人の状態に合わせて、最適な治療法をご提案させていただきます。